Voice of Free China (自由中國之聲)

台湾からの海外向け放送は現在、CBS (中央広播電台)が運営するRadio Taiwan Internationalになっていますが、数年前まではVOFC (自由中国の声)でした。
VOFCは中国国民党が運営するBCC (中国広播公司)の海外向け放送でしたが、台湾の民主化に伴い、特定の政党の放送から、台湾(中華民国)政府の放送に改組されました。また、BCC自身も国民党から民間に売却されてしまいました。

それぞれのカードを押すと、拡大写真が見れます

カード 受信日 周波数 受信地 その他
1987年
9月30日
11,745kHz 滋賀県
大津市
VOFCを聞き始めたばかりの頃のQSLカードです。
中国の伝統工芸シリーズ、紙傘編です。
1987年
10月10日
7,130kHz
or
11,745kHz
滋賀県
大津市
受信時間がUTC 01:40 〜 3:30となっていますが、日本時間に直すと午前10時40分ぐらいになります。受信日が10月10日、と言うことから考えても、これは双十国慶節の生中継を受信したもののようです。
1987年
12月29日
7,130kHz 滋賀県
大津市
中国の伝統工芸シリーズ、刺繍編です。
1988年
1月29日
11,745kHz 滋賀県
大津市
VOFCの送信施設、竹子山、八里送信所だそうです(どこにあるか知らないけど)。
1988年
4月24日
11,745kHz アメリカ
イリノイ州
アメリカに留学して1ヶ月ぐらいの時で、日本向けの放送がアメリカで聞けたのが驚きでした。

VOFCアナウンサーシリーズ。韓国語、客家語、潮州語、日本語、広東語のアナウンサーです。
1988年
9月20日
5,985kHz アメリカ
イリノイ州
双十国慶節(10月10日)、建国記念日の総統府前パレードの風景、華僑の山車です。
なぜか1年近くの差があるのに、2回同じQSLカードが届きました。

1989年
8月22日
11,745kHz 滋賀県
大津市
1988年
11月6日
11,745kHz アメリカ
イリノイ州
1988年11月6日の日本語放送の受信証明です。アメリカのイリノイ州で受信。

VOFC各国語アナウンサーシリーズ。アラビア語、スペイン語、ベトナム語のアナウンサーだそうです。
1989年
6月8日
7,130kHz 滋賀県
大津市
写真はVOFC(というよりも母体のBCC)の本社ビルです。
台北市仁愛路三段、というところにあるのですが、このすぐそばには中国国民党の党本部があります。
この周辺は私服警官が結構監視してたりして、ちょっと物々しい所でした。今は変わったかな?
1990年
4月28日
11,745kHz 滋賀県
大津市
1990年4月28日の日本語放送の受信証明です(日本で受信)。

写真は中国の芸術品シリーズです。英語ではEight-Lobed Multicoloured Carved Lacquer Box with Plum Blossome Decorと説明してあります。←意味がよく分からない…。
1991年
1月18日
11,745kHz 滋賀県
大津市
最後の一枚、1991年1月18日の受信証明(日本で受信)。
この後4月から就職したので、短波放送を聞く機会も減ってしまいました。

中国の芸術品シリーズ、清代の壷です。