ヨーロッパ最貧国、アルバニアRadio Tirana

88年当時はまだ、アルバニアは共産党(正式には労働党)の一党独裁の下で鎖国政策を採っていました。この放送は北米向けの英語放送をアメリカのイリノイ州で受信しましたが、「カナダがアメリカの経済的植民地であることについて」などと、北朝鮮といい勝負のプロパガンダぶりでした。

その後、'93年に会社の研修でアメリカの大学に再度、留学したのですが、そこにアルバニアから留学生が来ているのを見てびっくりしたことがあります(チラナ大学の職員でしたが)。この方(女性)曰く「今はアルバニアはひどい状況だけど、いつか状況がよくなったらみんなに遊びに来てもらいたい」とのことでした。

なお、2000年6月当時のRadio Tiranaのホームページには、このQSLカードと同じ写真が使われていました。